と言ったのは、、、
自分ではなく、知る人ぞ知る野草料理研究家の若杉友子先生。
自分と宮味が以前働いていた店は昼はおむすび屋、夜は野草料理の店で、野草料理は若杉友子先生に習い、お客さんにお出ししていました。
知る人ぞ知る、ではなく、いまや普通の書店の店頭にも著書が並んでいるのを見かけたので、若杉ばあちゃんの知名度はかなりのものなんでしょうね。
その著書の中に『お金よりも薪がほしい』という一文があり、
まだまだぼくらはその境地には至っていないとはいえ、
まさに今日はお金よりも薪に価値を感じた一日!
先日、流木を拾って棚なんかを作ってると書きましたが、その話を聞いた近所のばあちゃんが、
見かねて?なんと元大工の家に掛け合ってくれて、使ってない木材を分けていただけると!
納屋一杯の木材の山に大興奮しながら、借りた軽トラで家と木材の山とを何往復もする。
木材だけでこの軽トラ3台分はいただいたかな~。
他にもトタン、瓦、鉄の足場、網戸、木っ端なんかをいただく。(ちなみに頭に全部 『古』 が付くようなものばかりですけどね。それでも自分たちには宝の山。)
時代や世代が変わり、現代的な暮らしに移行してしまうと、これらのものを再利用することが無くなり、
持ち主にしたら価値のないモノ、
処分するにもお金がかかるし困る、という状況になっているのが現状ですが、
僕らのような暮らしをしたいものにとったらまだまだ使えるもの。
だから『あげる』『いただく』、この関係が成立するんですね。
こんなときいつも、自給的暮らしは、『すきま産業』ならぬ『すきま暮らし』だなと感じます。
ちなみにそれぞれの用途は~、、
トタン・・・倉庫の屋根張替えに!
瓦・・・半割りして薪ストーブの炉壁に!
鉄の足場・・・畑への上り下りに!
木材・・・鳥小屋、ツリーハウス、他なんにでも!
木っ端・・・五右衛門風呂の薪として!
網戸・・・網戸として。。
なるべく買わずに、、もらう、、作る、、拾う、、交換する。
こういう暮らしの知恵をどんどん再発見していくべし!
たくさんのいただきもの、有難うございました!
(写真は木っ端。五右衛門風呂や薪ストーブの炊き付け用に。)
やってるね~。これからは なんでも屋になること 2足3足の草鞋で ヨロズ問題解決屋の時代だよ。私は一時期 一つの道をきわめようとしたが 時代がそれをゆるさなかった。遅くに期したが 私も新たな人生をスタートしたばかりだ。くれぐれも 怪我と病気は気お付けろ。ゆっくりで良い 時代がまた一回りしてくるから。未来は誰にも判らない、でも 過去があるから今がある。人生に無駄は無いみたいだ。凡人のワシは まだ薪より金がほしい。では また。
2013年3月3日 6:01 PM | ryo-imperial
ありがとうございます。大家さんの言葉、いろいろと頭に残っています。
自然が相手だと、焦ってもうまくはいきません。ゆっくりと自然のリズムに沿って生きていこうと思います。大家さんもお体には十分お気をつけください。
2013年3月3日 9:38 PM | doumyou