ここ向津具には豊かな海があるので、
当然海での自給も目指しています。
普段は陸からの『釣り』か『素潜り』か『磯もの採り』ですが、
この日は消防団で知り合った方に連れられ船で沖釣りへ!!
自給的暮らしには若干反則な気もしますが、とにかく一度船で釣りがしてみたかった!
水深約60mまで来ました。日本海側です、向津具半島が遠くに見えます。
この日はベタ凪だったみたいなんですが、船を止めて30分もすると気分が悪くなる・・
胸がムカムカし、、胃液が逆流してくる・・・。。
船釣り、、ダメかもしれない・・。
あわや日本海の大海原に、今朝食べたネギ味噌おむすびが漂うところでしたが、
水を飲んで休むと、なんとか気分が落ち着く。。
魚も、船酔いしてるような奴には釣られまいと思ったのか、
この日は動きが悪く、早々に切り上げる。
帰り際、油谷島の先端の俵島です。
写真の右側の大きな岩の奥に、Meguri Cultureの藤田兄弟の弟の畑があります。
拡大するとこんな感じ。
写真中央の棚田のどこかが藤田兄弟の弟の畑です。
ほんとに海が見渡せるところに畑があります。羨ましい・・
海のミネラルが風で運ばれてくるので、さぞかし旨い野菜ができるだろうなあ。
それからこちらが百姓庵の塩づくりの塩田があるあたり。
こちらも油谷島の先端、油谷湾と日本海の海水が交わる場所。
この日は向津具で初めての船釣りでしたが、釣果は以下の通り。
自分が釣ったのは真ん中の一番でかい『キジハタ』30cmくらい一匹だけ。完全にビギナーズラック。こっちの人はアコウと呼んでるらしい。
いちばん上がホウボウ、めでたい魚として有名ですね。あとの2匹はカサゴ。連れて行ってもらった知り合いにもらいました。
ホウボウもキジハタもいまや高級魚ですね。
ホウボウもキジハタも刺身にして初めて食しましたが、これがまた旨い!
2匹とも白身の魚ですが全然違う味。
キジハタは身にものすごい弾力があり結構硬質の肉質。クセがなく甘味がある。薄造りにしました。
ホウボウは身がきめ細かく甘味があり、タイに似た味。
カサゴは唐揚げに、アラはお吸い物にしました。
(写真は撮り忘れました。)
結構量があったのでお刺身をご近所さんに配ったら、珍しいねと喜ばれる。
お返しにパウンドケーキなんぞいただいて、、二度オイシイ。。
自分で釣りに行ったらなかなかこういった種類の魚は釣れないし、、
普段見れない景色も見れるし、、
反則技もたまには良いな!と、
船酔いでボロボロだったのも忘れ、
この日は上機嫌で眠りにつきました。。とさ。