雨が降りませんね~、畑もカラッカラです!
さて、、前回の記事で、
まずはこれ以上家が傷まない、ように屋根の雨漏り&家の水回りの修繕を終えるところまで書きました。(たぶん。。)
続いては、家の片づけ作業!
僕らのように田舎で空家となった民家を借りる場合、その家に物が残っているか、空っぽになっているかでちょっとした違いがある。
空っぽの場合はすぐに修繕に入れるが、掘り出し物はないんだよね。(昔の道具とか)
物が残っている場合は片付けが大変だけど、結構使えるものが残っていて、自由に使っていいよっていう大家さんが多い。
大家さんがたまに来てくれて家に風を通してくれてたりすると、家の状態は良いことが多いけど、そんなことは稀なこと。
借りれる家っていうのは庭は胸丈まで草ぼうぼう、部屋の床は抜けていて、屋根は雨漏り、壁はカビだらけなんてのが普通。。。
人が住まなくなった家はすぐにこうなる。家ってのは人が住んで初めて家になる。
どうせだったら建てられた家屋の寿命をなるべく全うさせてあげたい、、そしてその家でできれば快適に暮らしていきたい、、
そのためにもまったくの素人なんだけども、ノコギリやカナヅチを片手に、日々ぶっつけ本番で家の改修に取り組む。
周りの環境や家の構造、そこに使われている木材なんかのことを学んでいき、それらをなるべく健全に保ってあげれるようにしたい。
自分の家も自分で手をいれる。
自分の手で行うからこそ、そこに自分だけの工夫が生まれ、愛着が生まれ、体力がつき、生きていく知恵や技術が身につく。
そしてそれらを実践するためにも、自身で修復可能で、多くが最期は自然に還る資源で造られた古民家や古い民家を借りるんですね!
ってのを目指していきたいわけなんだけども 、、
僕らが借りた家はというと、
↓↓
住まなくなって10年。
以前に住んでたのは高齢のおばあちゃん、一人暮らしだったのでゴミが捨てられなかったのか、僕らの借りた家は全ての部屋に物と缶やビンといった物がめちゃんこ詰まってた。
10部屋近くある広い家を一部屋づつ片付けていく。
実はこの作業が、改装の中で一番キツかったかもしれない。。体力的にというよりも、環境に不可のなるべく掛からない
暮らしを、と願っての田舎暮らしに、いきなり理想と現実のギャップを突きつけられた気がした。
それでも一部屋一部屋片付けていく。
使えるものはとっておき、たくさんあるものは人にあげ、それでも最終的に10トン近いゴミを出してしまった。。
ショック・・
そんな中でもいくつか掘り出し物がある。
木のおひつ、鉄の羽釜、中でも電動の籾すり機は嬉しかった。昔の機械は今のものよりも単純な構造で素人でも管理がしやすい。
移住者の先輩に聞いた通りに、動かなかった籾すり機も分解して油を注したらまた元気に音を立ててモーターが回り始めた。
お米作りは基本的に手作業で始めるつもりで、足踏み脱穀機や、唐箕といった昔の道具があるけれども、
最後の籾摺りは手作業というのはかなりしんどいんですね。(非電化工房さんが手動の籾すり機というのを開発して商品化していますが、さすがにあれで籾摺りはちょっと。。さらなる進化を願います。。)
話がそれましたが、
なんとか家の片付けも終え、やっと部屋の床が姿を現す。
管理してなかった家は案の定、床が抜けていた。。
畳を剥がし、床板をはがし、腐りかけた根太を壊し、床下が見えた。。
がっ、、
これを本当に素人が直せるんだろうか!?甚だ疑問!!
次回へ続く!!