僕らの借りた土地は、もともと先代が炭焼きやら椎茸栽培やらやってたんで、広大な山がある。
といっても荒れ果ててるけど。。
それらをもう一度、人が足を踏み入れられる山にしたい、開墾したり、丸太を材にしたり、きのこ栽培の原木にしたり、薪にしたりと、山からのエネルギーをもう一度利用できる形にしたい。
迷ったあげく、移住当時にチェンソーを一台買っていた。
スウェーデンのスチールMS170。高くても、良いものを大事に使うのだ。
チェンソーとしては入門機だけど、僕らの暮らしならこれ一台で十分仕事をこなしてくれる。
さっそく駐車場にしたい場所に生えている椿を切る。
初めてのチェンソーに苦戦してると、近所のじい様が通りかかり、
『俺が切っちゃる、見とけ』と。
持ってきたのは同じスチールの上級機。(なんであんたがスチール持ってるの!?)
かなり古い機種だけど、バーが50センチ近くあり、自分の入門機と比べるとはるかにでかく感じる。
自分が苦戦してた木をいとも簡単に切り落とす。
ああ、椿さんごめんなさい。。ちゃんと薪やら材やらに利用するからね。
といっても広葉樹だしまた萌芽更新するかな。。(新しい芽が生えてくること)
それにしても、じい様が切った時に出たノコクズの長いこと!
ノコクズが長いということは、上手に砥いである切れる刃だということ。
さすが、炭焼きしてた、半農半魚を営んでただけありますなあ。
ちなみに自分が切ったのがこれ。
長さが全然違う。
これから一生付き合っていくことでもあるので、しっかり目立て(刃を研ぐこと)も練習せんと。