『五右衛門風呂に入ると身体がよく温まる。』
こう聞いた人もいるかもしれませんが、実際、まったくその通りだった。
でもいったい、なぜだろうか?
浴槽とそのまわりのコンクリート部分全体を温めるから、冷めない風呂になる?
でもそれだけじゃない。
薪が発する遠赤外線効果や、入ってるあいだも加わる下からの熱で腰周りが一番温かくなる。
鉄で出来ている五右衛門風呂の鉄分も湯に溶け出し、湯質をまろやかにもする。
そんないくつかのコトが相乗効果となり、
『五右衛門風呂に入るとよく身体が温まる』となるのだ。
我が家に作った五右衛門風呂も、まさにその通りの風呂になった。
ついに僕らの暮らしにも五右衛門風呂が加わった。
ちなみに、この五右衛門風呂に初めて火入れした時は、
火をつけても煙を全く吸い込んでくれず、
大失敗かと思った。。
煙突の径を太くしたり、煙突のトップも変えたり、、
それでも煙を全く引かない。
結局、炉内から煙道への入口部分を少し壊して、大きくしてやると、
煙を引きはじめ、普通に焚けるようになった。
正直ホッとする。。
この暮らし、風呂に入るのでさえ、工夫や改良なくしては成り立たずっ。
そしてその分、発見の連続であり、我流を会得していくオモシロさがある!
なんて、一人で悦に浸りながら、自分で沸かした五右衛門風呂にゆっくりと浸かる。
体の芯まで暖まる~!