開墾していると地面になにやら黒くて細い物体が・・
ミミズ!? にしてはデカい。。 蛇!?にしては小さいし、動きも遅い。。
・・・やっぱりミミズだ。それにしてもデカい!
普段、畑で目にするようなミミズの3倍くらいはあるでしょうか?
恥ずかしながらこんなにデカいミミズがいるのを初めて知りましたし、目にしました。
気になったので家で早速調べてみると、
『山ミミズ』という種類らしく、この大きさでも小さいほうで、
デカいものは40cmにもなるのだとか!
別名シーボルトミミズとも言うらしく、西日本に生息する日本最大のミミズで、
地方によってカンタロウミミズ(四国)、ヤマミミズ(九州)、カブラタ(奈良・和歌山)
などバリエーションに富んだ俗称を持つらしいです。
山の坂を歩いていると上から転がって追ってくるという「山村伝説」、
囲炉裏にくべると仲間のミミズがたくさんやってきて火を消してしまうという奈良の逸話、
防御液を遠くまで飛ばすので小便をかけると陰部が腫れるという話、
環境耐性が高く体内に毒素を蓄積しても生きられるので毒ミミズとしても語られ、
外敵に捕まるとトカゲのように体をちぎって逃げ体半分からも再生するとか、
なかなか話題に事欠かないミミズらしいのです。
ミミズって畑の土を良くしてくれる、完全にスローライフのお手本のような生き物と思ってましたが、ミミズ一匹でも奥が深い!
まだまだ世の中には知らないことがたくさんあるようで。。